砂糖は友達?砂糖とダイエット [砂糖]
・砂糖はダイエットの味方になる?
【砂糖の摂取制限は脳に悪影響】 甘いものを摂ると太る。そんな理由から砂糖を目の敵にしているダイエッターの方も少なくないでしょう。しかし、砂糖を極端に減らしてしまうと、脳の老化が早まってしまいますよ。脳のエネルギー源はブドウ糖だけなのです。砂糖を制限し過ぎると、集中力や記憶力の低下が起こり、極端な場合は意識障害だって起こり得るのです。 とはいうものの、やっぱり太りたくないという切なる願いもあるでしょう。脳の栄養は摂りつつ、肥満予防・ダイエット効果が期待できる砂糖の摂り方があるのです。そのキーとなるのが、アラビノース。アラビノースとは、トウモロコシをはじめとする穀類の食物繊維を構成する糖の一種。 【急激な血糖値の上昇を抑制】 通常、私たちの体に摂取された砂糖は小腸の酵素の働きで100%分解されて体内に吸収されてしまいます。ところが、アラビノースはこの分解酵素の働きを抑える作用があり、小腸での吸収を約60%に抑えます。当然、食後の急激な血糖値上昇までも抑えられるのです。ですから、すでにアラビノースを利用した製品がトクホ(厚生労働省許可特定保健用食品)として販売されています。 【便通を促進する働きもある】 では、小腸で吸収されなかった40%の砂糖はどこに行くかといえば、大腸です。大腸では到達した砂糖が微生物の働きで分解されて有機酸が作られます。実は、この有機酸は肝臓での中性脂肪の合成を抑える働きがあるのです。また、単に脂肪をつきにくくするだけでなく、大腸に到達した砂糖は食物繊維と同じ働きをして便通をも促します。 【砂糖と一緒に摂って初めて働く】 では、そんなによいアラビノースだけを摂取すれば効果は倍増? と考えがちですが、そうはいきません。アラビノースだけではまったく効果がないのです。砂糖と一緒に摂ることで初めてこれらの効果を得ることができるのです。 |
2011-05-14 10:51
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